既にニュースとしても取り上げられていますが、国境なき医師団・スタッフからのメッセージをめぐろ区民ジャーナル・スタッフも、人づてに受け取りました。

今、10月15日午前10時です。 〜ガザのエジプト国境から

麻衣子です。いつ届くかわらないけど、今、10月15日午前10時です。
しばらく出られそうにないけど、ここでがんばります。
ガザの現状はきっとどこにも伝わっていないだろうけど、本当に地獄です。

避難民で溢れ、水もトイレも寝る場所もありません。私たちは外で寝泊まりをしてます。現地スタッフが一生懸命探してくれていますが、飲料水を見つけるのも、本当に本当に難しい状態です。

支援も来ません。医療行為もできません。

何百にんもの人が、ひとつの部屋で寝そべる事もできずに過ごしています。
トイレも何千人に一つしかなく、シャワーも浴びれず、衛生状況は最悪で、すぐに感染症が広まるでしょう。
毛布も取り合いになっています。
この現状はどこにも伝わっていないので、支援も来ません。私たちも、着の身着のままで逃げてきたので、医療行為もできません。

国境なき医師団の声明 10/29 プレスリリースより

「ガザ地区での即時停戦を──これ以上の犠牲を出してはならない」

 

 

中東問題は、何度となく紐解いてみたが、実感に遠く今ひとつ覚えられないところに、また戦いの火があがってしまった。現地の状況は想像しようにも及ばない、恐ろしいものに違いない。

 

まして平和な目黒区という土地にいる私たちは遠く、しかし何ができるのか考えなければいけないと思う。

世界はその経済で、SNSで、どこかで繋がっている昨今。

まずは、足元から。周囲の人たちと。目黒区から。

揺るぎない平和を作っていきたいと心から願う。

スクリーンショット 2023-11-01 19.32.43

ガザ地区

執筆者:Mint (めぐろ区民ジャーナル 編集委員)

LINEに「転送して」と友人のそのまた友人を経由して入ったメッセージ。

1日も早い停戦を心から願って。

 

是非ご意見他、お寄せください。

megurojournal@gmail.com